カップとボール
2018.2.1
ゴルフボールの大きさって?
ゴルフボール、調子が悪い時は、もっと大きければな・・・なんて思いますよね。
初心者の方は、もっと大きければ当たるのにな・・・なんて思うかもしれませんね。
では、この小さいゴルフボールの大きさ、どうやって決まったのでしょうか!
「セントアンドリュース」って聞いたことありませんか?
ゴルフの聖地です。
古い時代のゴルフは、ボールを入れるカップの大きさは自由で、決まりはなく適当だったそうです。
昔はボールを乗せる「ティー」もなく、土を盛ってその上にボールを置いて打っていたそうです。
厳格な雰囲気は感じられませんね。
それに嫌気をさした仲間が、公正にプレーが出来る様に、カップの大きさを決めたのです。
広がらない為に使ったのが、水道工事で使う配水管でした。
なんと、その直径がたまたま108ミリだった事から、今のカップの大きさが決まったのです。
そのカップが決まった事で、ボールの大きさも決まりました。
それまでは、ブナの木の皮に動物の毛や糸を詰めた物、その後は牛や馬の皮に羽毛を詰めた物でした。
大きさや重さは決まってなっかたのです。 カップの大きさも自由ですからね。
ただカップの直径が108ミリに決まった事で、ボールの大きさも42.67ミリ以上と決まりました。
ボール約2個分が、カップの大きさになってるんです。
この以上ってのが面白いですね。 108ミリより大きいとカップに入らないですよね。
重さもその時に決まって、45.93グラムになりました。
カラフルなボールも増えましたね。
ホワイト・イエロー・ピンク・オレンジ・グリーン・ブラック・シルバーなどなど
夏はホワイト・イエローが見やすくて、冬はホワイト・オレンジが見やすいですよ。
夏のナイターゴルフ用に、蛍光色で発光するボールもあるんです。
お気に入りを手に取った時に、大きさ・重さ感じてみて下さいね。