ブリ落とし込み釣り

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2019.1.25




今回の釣行は、いま釣り人の中で流行りつつある、落し込みといった釣法で、大物を

狙います。


落し込みという釣法は、主に九州の玄界灘などで行なわれていた釣りだと思います。



釣り方としては、フラッシャー付のサビキ仕掛けを落とし、まずエサとなるイワシやサバ

アジなどの棚を通過させ、エサを釣ります。

エサが着いたら、そのまま海底まで仕掛けを落とし、タナである底より3~5mほどに

上げて当りを待ちます。


ターゲットは、青物(ブリ・カンパチ・ヒラマサ)や大ダイ・ハタなどです。

最近は、関東の方でも、落し込み釣りを取り入れた船が、ちょこちょこと出始めています。

 

さて、今回は流行りに乗って、茅ヶ崎から落し込み釣りです。

ターゲットはブリ。










タックルは竿を専用のものにしました。

中層で釣るエサ(今日はサバ)の当りも感じることができ、さらに大物にも耐える腰がある

竿が肝心です。

 

準備をしていると出港の時間となりました。











他船もぞくぞくと出港していきます。

12月、すでに寒い季節になり、出港の時間でも、まだ回りは暗い夜です。




 

しかし、この時期の朝方は、ピリッとして

とても気持ちがいいことも事実です。

今日はどんな釣行になるのか、大いなる期待を持って、港を後にしました。

 

先ほども書きましたが、仕掛けの基本は、サビキ仕掛けであり、ハリスは大物に耐える

太いものになっていますが、ハリは小さいものがついています。










この小さなハリで大物を落さないように上げてきます。

自分は、フラッシャーだけでは心もとないので、サバの切り身を着けて、共食いさせます。










サバがかかって海底まで落とすと、サバが泳いでいるのが、竿に伝わってきます。

 

もし、ブリが近づいてくると、サバは逃げようと暴れるので、さらに竿が揺れます。

それを前当りといい、そこからが緊張の駆け引きの時間になります。

ちなみに、エサのサバですが、写真のようにそこそこの大きさのサバです。









どんなブリがこれに食いつくのか

いまから、ワクワク・ドキドキです。

 

そうこうしている間に、竿が大きく上下しだしました。サバが暴れています。

よし、「合わせよう!!!」と竿を台から外したら、船長がマイクで「まだまだ」と指示が

出ました。「もっと竿が沈んでからでないと、サバを飲み込んでいないから外れるよ」

とのこと。確かに、あのサバを丸呑みするんだから、それもそうかと待っていると

ガガッ!!!!!! と竿が海めがけて沈みました。

「よっしゃ!!!」とばかりに竿を上げると、すごい引き込み。

向こうも必至の様子。

強い引きにはいなしながら、巻ける時に巻く。これの繰り返し。

面白い!!! 最高!!!

 

結果、今日はなんと2本のブリが上がりました。










1mクラスの大物があがり、大変満足な1日でした。

皆さんも、ぜひ落し込み釣りに挑戦してみたらいかがでしょうか。

難しいことはありません。

まあ、合わせのタイミングくらいでしょうか。

こんなに手軽に大物の釣りが楽しめることを知り、しばらくハマりそうです。

 

ところで、家に2本持って帰っても捌けないので、1本は友達にあげました。

残った1本も、シンクに収まらず、捌くのに大変でした。

でも、とても美味しかった。





 

また、次の釣りを楽しみにしていてください。