私の釣り絵日記「”金目鯛”編」
2019.3.8
こんにちは!
今回は、2019年釣り初めとして、金目鯛釣りをご紹介します。
金目鯛は、深海の魚であり、深場釣りのターゲットとしては、人気が高いものです。
小田原や伊豆の船宿が、この季節にターゲットとします。
今回われわれも、小田原早川港から船に乗りました。
午前4時。
到着すると、すでに港には活気があり、市場がスタートしていました。
金目鯛の船の出船は、5時30分。
さっそく船に乗り込み、釣りの準備。
寒いけど、日常にはないこの雰囲気と、キリッとした空気。
本当に、船の釣りは楽しいですね。
冬の朝、寒いからといって、布団にくるまっていないで、ぜひ気軽に釣りなど
チャレンジしてみてください。
さて、タックルですが、今回の深場釣りの場合、オモリ
が150号とか200号などの通常より重いものになりますので、竿もバットのしつかりした
ものを選びます。
今回、私が使ったのは、以前、落とし込みブリ釣りで使った竿をチョイスしました。
根元はしっかりしながらも、口切れの多い金目鯛を上げてくるため、穂先は比較的やわら
かいものが有利だと考えたからです。
今回はライト深場ということで、仕掛けの針数も10本15本でなく、5本針を選びました。
したがって、リールもあまりハードなものではなくて、シマノの3000番台をチョイス。
準備が整ったところで、まだ暗い中の出港です。
いつもの、ワクワクドキドキの瞬間です。
1時間弱走って、初島周りのポイント到着。
さあ、深場釣りの開始です。
先ほども説明しましたが、今回は軽めの5本針。
それぞれの針にサバの切り身のエサをチョンがけして、150号のオモリをセットして完了。
はてさて、どんな釣りになりますか。
水深が深いので、仕掛けの投入も、船の
先頭の人から順番に投入します。
船長が合図してくれるので、それを待っての投入になります。
お祭りを最小限にするためのルールですね。
投入したら、底から5mほど上げて、ひたすら当りを待ちます。
そして、当たりがあったら、追い食いと言って、1つだけでなく2つ3つと魚が付くよう
誘いを入れて、すぐには上げずに、一回の投入で数つりを狙います。
現在、水深389m。
効率よく釣るためには、追い食いが肝心なのです。
2回の投入で、2本ずつ上がりました。
金目鯛にしては、渋い感じではありましたが、今年初めてとしては、上出来でしょう。
その後も船長がポイントを探りながら、何回か投入し、そこそこの成果でした。
ただ、この日はサメが大変邪魔をしてくれて、何匹か取られてしまいました。
魚を、深海から口切れしないようにゆっくりと上げてきますので、途中でサメが待って
いるんですよね。
魚だけ持っていくならまだしも、仕掛けやオモリなど、根こそぎ取られてしまうので、
まったくご勘弁です。
これから春先に向けて、楽しい釣りですので、また挑戦します。
しかし金目鯛、きれいですよね。
当然、食べても最高に美味しい高級魚と言えます。
釣りたて新鮮な魚はたまらないですよ。
では、またの釣行をお楽しみに。