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2025.05.01

まもなく登場!「AIR EX」「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」への高まる期待

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いよいよ来月、STEP WGN「AIR EX」と「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」が登場します。多くの期待が寄せられるなか、今回は少し視点を変え、これまで日本の家族に愛され続けてきたステップワゴンの歩みを振り返ってみたいと思います。

初代の誕生から現行モデルに至るまで、各世代がどのようなコンセプトを掲げ、時代ごとのニーズに応えながら進化してきたのかを紐解くことで、「家族のためのミニバン」として歴代モデルが築き上げてきた魅力を再発見できるはず。まもなく登場する新型への期待を、より一層高めてくれるでしょう。

初代ステップワゴン(1996年)――空間革命を起こした FF 低床ミニバン

初代ステップワゴンは、ミニバンの常識を覆すFF(前輪駆動)レイアウトを採用し、当時のHondaの乗用車技術をベースに、5ナンバーサイズながら驚くほど広い室内空間を実現しました。

デザインはシンプルな箱型で、縦長のテールランプとともにステップワゴンならではの個性を確立。コラムシフトによる前席ウォークスルーに加え、回転対座シートやポップアップシート(3 列目フルフラット化)など、多彩なシートアレンジを備えていました。

キャッチコピー「こどもといっしょにどこいこう」のとおり、家族の楽しみを大きく広げた革新的な一台です。

2代目ステップワゴン(2001年)――質感アップと「スパーダ」誕生の衝撃

初代の成功を受け継ぎながら、2代目は内外装の質感と機能性を大幅にアップデートしました。「子どもを中心とした家族のバンザイ」をコンセプトに掲げ、子どもの視点からクルマを見つめ直すという新発想のもと、

  • 広さと機能を追求した空間設計
  • 心地よさ・経済性・扱いやすさを融合させた走り
  • 空間の広さや楽しさを映すスタイリング

という三つの要件を追求。ステップ高をさらに下げて乗降性を高めるとともに、走行性能と安全性も強化しました。

エクステリアは初代のイメージを残しつつ洗練され、インテリアも質感が向上。新世代の 2.0 L i-VTEC エンジンを搭載し、2003 年のマイナーチェンジでは待望の 2.4 L 仕様を追加。このタイミングで、現在も高い人気を誇るスポーティグレード 「スパーダ(SPADA)」 が初登場しました。

 

3代目ステップワゴン(2005年)――低床・低重心×両側スライドドアでユーティリティ革新

3 代目ステップワゴンは、「ユーティリティ・ミニバンの空間」と「セダンの走り」の両立を目指し、「使って、過ごして、走って楽しい“FUN-derful Mover(ファンダフル・ムーバー)”」 をコンセプトに掲げて登場しました。

Honda 独自の低床・低重心技術をさらに進化させ、ゆとりある室内空間を確保しつつ、ボディサイズをコンパクト化して 優れた乗降性 を実現しています。

また、ステップワゴンとして初めて 両側スライドドア を採用。エクステリアは流線的でスポーティーなフォルムへと大きく変貌しました。デザイン変更の評価は分かれたものの、低床・低重心パッケージと両側スライドドアという要素は、現代のステップワゴンの礎となっています。

 

4代目ステップワゴン(2009年)――箱型回帰!クラス最大級の広さへ

3 代目の挑戦的なデザインから一転し、4代目では再び箱型スタイルを採用。低床・低重心パッケージは維持したままボディを拡大し、室内長3,095mm/室内高1,395mmというクラス最大級の空間を実現しました。

エクステリアは動きのあるスクエアフォルムで“広く快適な箱”を表現。インテリアは水平基調のデザインを採り入れ、開放感と使いやすさを両立しています。

さらに 3 列目床下格納シート を新採用したことで、フラットで使いやすいラゲッジスペースが誕生。自転車など大型荷物の積載も、いっそうスムーズになりました。

 

5代目ステップワゴン(2015年)――「わくわくゲート」と先進技術の躍進

4 代目を土台に、技術革新へ大きく舵を切った5代目ステップワゴン。パワートレインには Honda 初の直噴1.5 L VTEC TURBOエンジンを採用し、力強さと低燃費を両立しました。

後期モデルでは待望の2モーターハイブリッド「e:HEV」を追加し、優れた静粛性と燃費性能を実現しています。

安全面では、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を導入。衝突軽減ブレーキやアダプティブ クルーズ コントロールなどにより、安全性能を飛躍的に向上させました。

そして 5 代目を象徴するのが、テールゲートの常識を覆した「わくわくゲート」です。テールゲート全体を上に開く従来方式に加え、横開き式のサブドアとしても開閉可能。

さらに 3 列目のシートを左右に分割して床下へ格納できる マジックシート と組み合わせることで、ゲートを跳ね上げずとも 3 列目への乗降や荷物の出し入れが容易になりました。

多彩な新技術を投入した、意欲あふれるモデルです。

 

6代目ステップワゴン(2022年)――家族それぞれのライフスタイルを素敵に

5代目での挑戦を経て、現行6代目はミニバンとしての本質的価値を見つめ直し、「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトに掲げて、家族全員がリラックスできる空間を追求しました。

デザインはシンプルでクリーンな箱型へ回帰しつつ、質感とディテールにもこだわり、標準系 「AIR」、スポーティ系 「SPADA」、上質志向の「SPADA PREMIUM LINE」を設定。視界の良さに徹底的に配慮し、運転のしやすさと乗員の開放感を高めています。

定評ある3列目「マジックシート」はクッション厚を増して快適性が向上。テールゲートは 「わくわくゲート」 を採用せず、メモリー機能付きパワーテールゲートへと変更されました。派手さより実用性を重視し、快適性・安全性・使い勝手を磨き上げることで、現代ファミリーが求める「素敵な暮らし」を具現化しています。

初代の登場から、日本の家族の変化に寄り添い進化を続けてきたSTEP WGN。5 月発売予定の「AIR EX」と「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」が登場した際には、ぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。

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