クルマからフロンを回収。のちパーツとして再利用可能なタイヤ、フェンダー、ヘッドライトなどを取り外す。
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カーライフスタイル紹介メディア
2020.09.11
ホンダカーズ神奈川北では、先進的な自動車リサイクル専門業者と一緒になり、より高いレベルでの自動車リサイクルの実現にむけて取り組んでいます。
クルマからフロンを回収。のちパーツとして再利用可能なタイヤ、フェンダー、ヘッドライトなどを取り外す。
液量、エンジンオイルなどの液類を回収し、処理。これらを液類回収と言います。
ガラス・樹脂などの非金属類を回収し、製鐵所でリサイクルします。のち、エンジンを取り外し、車体を反転させて足回り部品を解体します。
電装系統、モーターなどに含まれる銅やアルミニウム類を除去。「Jフック」(赤い円内でハンドルを吊っているフック)を使う。
400トン油圧プレス機で3方向から圧力をかけて車体を圧縮。約400kgのサイコロ状の鉄の塊が完成。
鉄スクラップとして製鐵所の転炉へ。鉄スクラップを鉄資源として再利用します。鉄はクルマの素材となり、ユーザーの元へ。
Honda Cars 神奈川北がパートナーに選んだのは、使用済み自動車の受け入れから再資源化までの処理を一元化し、責任を持って行う専門の事業者「東日本資源リサイクル株式会社」です。
その最大の特徴は、「素材に分ける」+「資源として使う」で徹底したリサイクルを実現していること。まず、自動車組立ての逆手順で精緻に解体して、全てのパーツを鉄・非鉄・ガラス・プラスチックなど素材ごとに分別して回収します。
その後、鉄を再び鋼板に再生するのをはじめ、アルミ・ガラス・プラスチックなども再資源化することにより、95%以上のリサイクル率を達成しています。また、処理工場は環境保全にも十分配慮し、解体工程で発生する廃油・廃液・フロンなども工場内で完全回収しています。さらに、油水分離槽などの設置で管理区画外への汚染を防止する対策をとっています。