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2020.09.11
ホンダカーズ神奈川北では、お客様へのご案内はがきや、各種パンフレットなど印刷物について、環境に配慮した製品を使用するように心がけております。
例えば、編集・製版工程での廃棄物や廃液の削減のため、版下はDTP(パソコンなどによるデザイン・レイアウト作業)で制作し、その版下データを版に直接焼き付けるCTPという方式で印刷用の版を作ります。印刷工程も、石油資源の保護と廃液削減、有害物質の発生低減のために、植物性のベジタブルインキによる水なし印刷という方式を採用しています。
通常のオフセット印刷は、油(インキ)と水(湿し水)が相反発する原理を応用する印刷方式で、湿し水には環境に悪影響を与えるIPA(イソプロビルアルコール)が含まれています。水なし印刷は、その湿し水を使用せずオフセット印刷を行います。
さらに、印刷の工程においても有害な廃液を出さず、印刷に使用される薬液や資材にはPRTR法(化学物質管理促進法)に抵触する物質が一切使われておりません。印刷の品質も優れており、インキが水でにじまないため点のひとつひとつがくっきり再現され、高精細な美しい仕上がりです。
また、当社では、画像データを直接版に焼き付けるCTPという印刷版を採用しているので、従来の手法で発生する製版フィルムを作成する時の廃液や使用済みフィルム(産業廃棄物)の発生が削減できます。この水なし印刷によって作成されたものだけにつけられるバタフライマークは、環境にやさしい印刷物の証なのです。
従来のインキに含まれていた石油系溶剤(枯渇資源)の一部の代わりに植物由来の非食用も含めた各種植物油(大豆油も含む)を使用したインキです。植物由来のものですから生分解性もあり、VOC排出量も少なく、再生紙にも適しています。
印刷産業も環境に配慮した製品作りが求められています。そこで、日本印刷産業連合会では、印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定しました。グリーンプリンティング認定制度は、本基準を達成した工場・事業所を認定、環境経営に積極的な印刷関連企業として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマークを表示することにより、環境に配慮した印刷製品が広く普及することを目的としています。 。