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2020.11.12

メンテナンスPIT ~知れば納得 車のハードウェア~ タイヤ編(前編)

  • あざみ野店

いつもホンダカーズ神奈川北をご利用頂き、ありがとうございます。今回は連載形式で、お車をより安心、快適にお乗りいただく為のヒントをご紹介していきます。第1回目は「タイヤ」をテーマに、前編と後編に分けてお送りしていきます。

まずはタイヤの基礎知識

すでにご存知かと思いますが、ここで改めてタイヤの役割を見ていきます。タイヤが受け持つ役割は大きく4つあります。

  • 車を支える。⇒ 車重や乗員、荷物の重さを支えます。
  • 衝撃を吸収する。⇒ 路面の凹凸によって発生する衝撃を和らげます。
  • 加速、減速を路面に伝える。⇒ エンジンの動力、ブレーキの減速力を路面に伝えます。
  • 方向転換や直進性を保つ。⇒ 車が行きたい方向に曲がる、または直進を保つ働きです。

タイヤのサイズによって多少の違いはありますがタイヤの接地面積は、はがき1枚分と言われています。たとえ軽い軽自動車でも、人と荷物を載せればゆうに1トンを超えます。その重さを支えながら走行していると考えれば、タイヤは相当な力を受けている事が分かります。

タイヤの構造

ではここでタイヤの構造について簡単に触れておきましょう。写真は、実際の乗用車タイヤの断面になります。現在の自動車のタイヤは自転車のようにチューブはなく、ホイールとの空間は空気のみが入っています。タイヤのゴムの層の部分見える点状のものは、タイヤの強度を保つ特殊な繊維が織り込まれており、荷重を支えつつも路面の衝撃を受けながら回転するので安全に使用できるよう、緻密に作られています。

ここで注目したいのが、タイヤの側面の薄さです。路面と触れる箇所は厚みがあるものの、側面はたわんで衝撃を吸収できるよう薄くできています。こうして考えると、先程ご紹介した役割をこれだけの構造で受け持つタイヤは、安全や快適性に大きく寄与する部品である事がお分かり頂けるのではないでしょうか?

タイヤによく見られる不具合症例

タイヤの役割、構造をおさらいした所で、ここでは使用過程において見られる代表的な不具合例をご紹介します。もし、ご使用中のタイヤの状態がこのようになってきたら、是非ご相談頂く事をお勧め致します。

・溝の残りが少ない
溝が少ない状態で最も差が出るのは、雨天時の安全性です。新品タイヤはおよそ7~8ミリの溝がありますが、溝が減るにつれて雨天時の排水性能が低下し、ブレーキから停止までの距離が伸びてしまいます。他にも摩耗し薄くなったタイヤは、路面からの衝撃を吸収しきれなくなるので、静寂性や乗り心地にも影響が出ます。

・ひび割れ
ご存じの通り、タイヤの主成分はゴムです。時間の経過により劣化する事で硬くなり、ひび割れができやすい状態になります。小さなひびであればご使用できますが、深くなると内部の補強繊維まで達してしまうと損傷に至ることがあります。また、空気圧が低いとひび割れを助長してしまいます。

・偏摩耗
タイヤは路面と正しく接地していればほぼ均等に減っていきますが、空気圧が適正でない場合や、足回りを損傷している疑いがあると接地面が均等ではなく、部分的に摩耗してしまいます。もしタイヤの両肩付近のみ摩耗している場合は、空気圧が著しく低下していた可能性があります。また片側のみ摩耗が進んでいる場合は、足回りに何らかの問題を抱えている事が考えられます。いずれも正しく原因を確認した上で、早めのタイヤの交換が必要になります。

タイヤは「命」を支える部品

今回前編では、タイヤの役割と構造、よく見られる不具合についてご紹介してきました。車は走行する為に必要な部品や装置が沢山設けられていますが、タイヤは路面に接する唯一の部品です。重さに耐えながら安全に走行する事、何より「人の命」をのせて走る車の重要な部分を大きく担っています。もしお使い頂いている今のタイヤがちょっと気になったら、是非我々にご相談下さい。

次回後編は、タイヤ選びのポイントとタイヤを少しでも長くお使い頂く為のヒントをご紹介致します。

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