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2021.11.05
綱島店 河野です。今回は「気分がよくなるメンテナンス」をご紹介いたします。お車を購入すると、その後どのように暮らしが豊かになるのか?期待にあふれることと思います。しかし、それと同時にお車のコンディションに合わせてメンテナンスをする必要が出てくる、そのスタートにもなります。どうかすると、おざなりになりがちなエアコンのメンテナンスをご紹介させて頂きます。
写真左家庭用フィルター 写真右車用フィルター
皆さんは法定点検や車検等の整備で、オイル交換やバッテリー、タイヤなどは都度作業スタッフと話し合って実施するか否か決めていることと思います。もちろんオイルはエンジンを正常に動かしていくうえで大切なことです。それと同じ、もしくはそれ以上にエアコンのコンディションを保つための話し合いは行っているでしょうか?なぜか?といえば皆さんが運転する際、密室となる車内、気持ちの良い環境にしておくことは、気持ちよく運転し続けるためには、精神衛生上の観点からみても大切なことでないかな・・・と思うのです。実際、お友達をお乗せするときに気になったりすることもあるかと思います。室内の空気は、暖房、冷房、全てエアコンのフィルターを通して車内に入ってきます。だからこそ1年に1度は忘れずにエアコンのフィルター交換をおすすめしたいものです。
それでは想像してみましょう。皆さん自分の家庭のエアコンを想像してみてください。夏場につけたときに、鼻につく臭いがしたり、効きが悪くなったりとした経験はございませんか?原因はご想像できるように、ほこりや汚れなどがあり、これを放置していると、カビの原因になります。それが空間にまうと、健康に悪影響となります。もう少し想像してみましょう。先ほどはご家庭内の空間で想像しましたが、今回の問題は車のエアコンです。車は移動しますから、土ほこりの多い道、排気ガスの多い道、はたまた、農道や海岸線、さまざまです。そのさまざまな環境の中、エアコンを作動させているのです。ご家庭よりも過酷な環境です。したがって、ある意味でご家庭エアコン以上にメンテナンスすることが必要なのです。できれば定期的な空調のメンテナンスをするとよいでしょう。
では、なぜ今の時期にするべきなのか、それは、冬の前だからです。夏は冷房を使いエアコンが汚れその場所が、菌の温床となり暖房を使うことになると温床となって元気な菌が車に充満してしまいます。だからこそ冬シーズン終わり、夏シーズン終わりには一度エアコンのメンテナンスを実施して頂きたいです。メンテナンスのポイントは2つ。1つ目はフィルター。ご家庭エアコンとの違いは形の違いだけで、車にも同じものが付いています。フィルターは清掃して使うのではなく「交換」するものです。タイプも様々ご用意があります。昨今ではウィルス対応フィルターもあります。2つ目はエバポレーター洗浄。ご家庭で例えると、TVCMなどで見たことあると思いますが、エアコン専門業者さんが養生を行い高圧洗浄する・・・そうです。あれです。車の場合も同じことを行います。エバポレータークリーナーを冷却装置に直接吹き付けてカビや汚れを洗い流します。これを整備士が行うのです。エアコンだけの専門家でなく、点検と同時にできることも効率がいいですね。
今回のお話ではエンジンが壊れるから・・・ではなく、気持ちよく運転したいから・・・ご説明いたしました。せっかく運転するなら「気持ちよく」がいいと思います。ぜひ、エアコンのメンテナンスは後回しにはせず、先立って行ってみましょう。