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2022.09.07

クルマの扉の魅力

  • 全店

ミニバンが登場して約30年、それに伴い車選びの重要ポイントは「便利」なこと。反対に言えば、便利でなければ振り向てももらえない・・・そんな時代を過ごしてまいりました。その「便利」と思っていただける車の構造が「スライドドア」です。当初は重たいスライドドアでしたが、その進化のスピードは速く、子供でも操作できるように軽くなり、遠くから操作できるように自働になり、そして、近年ではドアに触れることなく開閉できるゼスチャーモーション操作になりました。便利もついに行き着いた?と思うくらいです。
しかし、ここ近年SUVが現れ、「便利」でなくても皆様が興味をもち、振り向てくださるようになったのです。ではなぜ?このSUVやセダンに火が付いたのか?お話してみます。


人はないものねだり?


お客様が車を検討するためショールームに見にきたときの、「昔」と「今」を表現してみます。
10数年前・・・「このスライドドア、この子には開けられないな!だめだ!ぷんぷん(怒り)」
最近・・・「このドアなら、この子がもう少し大きくなれば開けられるから、大丈夫だね! すぐ大きくなるから♪」
あらためて時代は変わったな・・・と感じる瞬間です。流行や文化は20~30年で1サイクルするといわれていますが、まさに車もそのサイクルに乗っていることに気が付きます。なぜならミニバンが流行となるその前までは「スポーツカー」が大人気でエンジンの性能や奇抜なスタイルの良さですべて決定していたと思います。ですから、今回のSUVが流行となったのも無理もなく必然的だと思います。多くの人が持っていないものに魅力を感じてしまうからでしょう。ではなぜSUVやセダンに魅力を感じる?先にもお話したように大きな違いはドアです。スライドドアなのか?ヒンジ型の扉なのか?です。スライドドアの魅力は「便利」なのはお判りでしょう。ヒンジ型ドアの魅力は、手に触れて操作するときの「感触」や「質感」です。ちょこっとイメージしてください。助手席や後部座席から降りようとしているお客様を、エスコートするときに扉を開けて差し上げる。または、自分が素早く乗り込むときのドアの開け方や乗り込み姿勢、おそらく多くの方がイメージするのはヒンジ型ドアをイメージすると思います。その不便をいかにスマートに操作できるかがキモで、そんな不思議な魅力がヒンジ型ドアにはあるのだと思うのです。

「質感」はどこに感じる?


車を使用するときに必ず使うものがドアです。ドアの質感とは何なのか?ご説明してみましょう。
ドアを開ける時の行動を見ていくとよくわかります。まず、1つ目はドアハンドルです。ドアハンドルは車の質感を感じる重要なポイントです。人は手で触ったときに大きさや重さで質感を決定していると思います。ですから、車の立派感や重厚感、軽快さなどはこのハンドルに現れます。そんな思いでドアハンドルに触れると車のコンセプトがよくわかるはずです。

そして2つ目は、ドアを開閉するときドアの動きです。ドアの動きでも、感じていただきたいのはドアの「重心」です。ドア自体の重量は全体的に重く作られていますが、「重心」はまちまちです。大きなドアなのに軽かったり、小さなドアにもかかわらず重くて重厚感があってしっかりした感じがしたり。そのドアを操作することは、車の質感を感じられる「重心」これが2つ目のポイントですね。

最後は、ドアの閉めたときの「音」です。ドアの音は昔から言われていることです。安っぽいな?高級感あるな?外車みたいだな?いろいろな表現をされます。これは車が金属の塊だからこその生み出された評価基準かと思います。車の骨格の「しっかり感」を表現される大切な「音」ですね。現実にはすべての車の安全は扉とは異なる個所で作り出されていますので、ドアの音だけで安全を評価は禁物です。しかし反対に考えれば、「安全だ!」と思い込んでしまうほど、この「音」は大切だと感じてしまいます。


10年ひと昔・・・といわれ、車の乗り換えサイクルも伸びたこの時代、ご年配の方は昔の車を思い出しながら最新のセダンを見てみたり、お若い方は初めて見るSUVを見てみると、同じ車でも様々な見え方になるはずです。最近の車づくりをちょこっと見てみるのもよいのではないでしょうか。

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