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2022.11.12

いつの時代もフィットするFIT

  • 全店

10月7日にフィットハイブリット、そして11月10日にフィットガソリンが発売され、フィットライナップが生まれ変わりました。今回は長年愛され続けているFITについてお話してみたいと思います。

そもそもFITが愛されている理由


初代FITがは発売されて約20年立ちますが、基本的なコンセプトが継承され続けて今に至ります。代表的なことは何かというと、「小さな車体に広い室内」ということでしょう。簡単な言葉ですが、相反することを求めているており、このコンセプトを初代FITが実現させたために、現在までコンセプトが大きく変わることなく、多くの方々に愛され続けているわけです。

Hondaの車づくりを変えたシャシ


「センタータンクレイアウト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?このセンタータンクレイアウトとは、読んでも字のごとく、車の基本となるシャシのレイアウトを、センター(真ん中)にタンク(燃料)をレイアウトするということです。これこそがHondaの車づくりを大きく変えることが出来た画期的な発明です。理由は簡単です。通常、燃料タンクは後部座席の座面の下からトランクの下あたりにレイアウトするのですが、これを車の真ん中にあたる運転席と助手席の真下にレイアウトをしたのです。運転席のお尻の下はデッドスペースになっていて、空間が開いていることが多いです。例えば履き替えるための靴、洗車用品、などを置いてあったり。そのデッドスペースを有効活用したのです。

理にかなった配置


燃料タンクをセンターにレイアウトすると、たくさんのメリットが発生します。1、燃料タンクに入った燃料の量に関わらず、車両の重量バランスが変わらないこと。変わらなため走行性能が満タン時少量時ででも変わらない。2、後部座下に燃料タンクがないため、後部座からトランクのスペースを最大限に利用できます。そのため、車の床位置を低くすることが出来るため、後部座席空間は広く、また、トランクルームも床が低く荷物が載せやすくなります。3、床下に後部座席を収納するスペースが出来たため、カーゴスペースが広くなり、大きな荷物が載せることが出来るようになったのです。そのほかにもたくさんメリットはありますが、「小さな車体に広い室内」を実現するために、なくてはならないレイアウトといえるでしょう。


エンジンとミッション


次に大切なのことは走りに重要なエンジンでしょう。簡単に言うと「小さなエンジンで高出力&低燃費」です。これも相反することであることがお判りでしょう。エンジンが優秀であることは言うまでもありませんが、実はエンジンの動力をタイヤの回転につなげる変速ギア、無段変速ミッションが優秀であることがポイントです。いくら高出力エンジンでも、その力を適正なギア比で回転させなければすべて無駄なことのなります。自転車で例えましょう。平坦な道でペダルを漕ぐ力が必要ない場所で、一番軽いギアで漕いだらどうなるでしょうか?それはたくさんペダルをこぐけど、いっこうに前に進まない。となります。要するに変速ギアの設定が間違っていることになります。このようなことが起きないようにエンジンの力を無段階にコントロールしているのがCVTと呼ばれる無段変速ミッションです。FITはこのエンジンとミッションのセットがあるからこそ、軽快な走りを実現し、また、広い室内には乗員や荷物も多くなり車重も重くなりますが、ストレスなくきちんと走ってくれるわけです。

基本的なコンセプトが変わらず、ずっと愛され続ける、言い換えれば「必要とされる続けている」理由が少しお分かりいただけたかと思います。しかも、今回新たに生まれ変わりました。ぜひ、基本的な魅力と共に、最新の技術の入ったFITを見ていただければと思います。

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