私がクルマが好きな理由。
カーライフスタイル紹介メディア
2022.11.26
全世界のSUVの需要に伴い、Hondaは多くのSUVを開発し販売しています。そして今回待望のZR-Vが発売となりました。
今回はHondaのSUVについてお話しいたします。
皆様から「CR-Vよりサイズ小さいの?」「ヴェゼルとほぼ同じ?」など聞かれます。ご質問の答えはおおむね「そうです」となるでしょう。しかし、今回のZR-Vの魅力となると答えは大きく変わってきます。それは何と言っても車の仕上がりの「拘り」「品質」といってもよいでしょう。一般的にボディの大きさに比例して「高級車」として作られてきた国内の車でしたが、現在はボディサイズに関係なく品質に拘って作られており、まさに発表されたZR-Vは拘りの塊といってもよいほどのSUVとなっています。
クルマの見方をお話ししましょう。まず、見る際はZR-Vの遠く離れたところから、少しずつ近づいて、徐々に細かく細かく見ていくと、こだわりが発見でき、魅力を感じれるでしょう。ボディデザインは、一般的にはキャラクターライン(プレスの折り目)を多彩に使って、光が当たる角度や見る角度によって、光と影のコントラストを演出します。しかしZR-Vは異なります。ボンネットのキャラクターラインはくっきり入っていますが、ボディ側面は折り目を付けず、丸みを帯びたグラマラスなデザインによって、深みのある艶やかな輝きを演出しています。そうすることでわざわざ大きなボディサイズにすることなく、時に大きな車に見え、場所を変えると引き締まったスリムなボディにも見え、さまざまなZR-Vを楽しむことが出来ます。もう少し近づいてインテリアを見てみましょう。ドアを開けようと手をかけます。そこで気が付くことはドアハンドルの演出です。ドアハンドルを握ると若干太く感じます。そのため、質量的に「なんだか立派なものに触れている」感覚になり、この時点からインテリアの高級感を演出されています。そして、ドアを開ければ水平基調にデザインされたダッシュボードは、外から見る印象よりはるかに広い印象で目に飛び込んできます。まさに視界良好です。そしてセンターコンソールやダッシュパネル、ドアパネルは、デザインもさることながら、表皮自体にもこだわりが盛り込まれ、輝きと艶やかさを放つソフトタッチの素材で視覚と触覚で楽しませてくれます。そして室内に乗り込みシートに包まれれば、室内の広さを確保するために余計な個所シェイプされているにもかかわらず、膝裏から骨盤、腰椎を包んでくれ安心感を演出してくれます。
少しですが車の見方をご説明しました。お気づきのように、ご説明はまだ序の口で「シートに座った」までです。もっともっと細かく見ていくと、もっともっとたくさんの拘りに気づくでしょう。満を持して発表されたZR-Vです。一味も二味も進化したSUVをぜひ見ていただきたいものです。
しつこいようですが、遠くから少しづつ近づき、細かく見ていきましょう。