私がクルマが好きな理由。
カーライフスタイル紹介メディア
2023.08.19
「新型」といわれるわりに、「あまりデザインが変わらず・・・」と思う方も一定数いらっしゃることと思います。
今回は、1代目オデッセイから販売に関わってきた私が、勝手な解釈で新型オデッセイについて、お話してみたいと思います。
個人的にオデッセイのフルモデルチェンジで衝撃的だったのは車高が低くなって生まれ変わった3代目のように思います。なぜなら車高は1550MMで立体駐車場に収まりやすいサイズで「Re」したから。そのころのミニバンは「背が高くても仕方ないもの」と決めつけられていましたから、ミニバンで重要な5人乗車でき、室内も広いという不可能を可能にしてしまったので衝撃的なことだったと記憶しています。同時に車高が低いことを生かし、走行性はステーションワゴンやセダン、場合によってはクーペスタイルの走行性能を上回るほどの進化も圧巻でした。この衝撃的な「広さと走行性能」を兼ね備えて登場していたのが4代目オデッセイであり、さらに今回のモデルチェンジでは、性能アップした状態で生まれ変わって来るわけですから、「Re ODYSSEY」=「戻ってきた今までのオデッセイ」ととらえており、とても楽しみにしています。
リアビューも大きな変更はありません。しかし、このリアビューはとても良くできていると思います。当初、テールレンズが薄型で横長な印象でした。しかし、後期型になったときに今回の写真のような太い横型になりました。このデザイン変更により、後方から見た場合に、大きな車を印象づけるようになりました。これはデザインだけの話ではなく、後方車が認識しやすいため安全確保にも役立ち、かつ、ボディが大きく見える「立派感」を演出しています。ほどほどの背の高さとワイド感を印象付けるのも素晴らしいバランスだと思います。
ミニバンを所有することで、時としてお客様をおもてなしする場面が多くなることがあります。そんな時、どうしてもリアシートがファミリー仕様の質素で、便利だけが優先してしまう作りになってしまうことがありますが、今回のオデッセイは大きな変化を遂げました。最前列の運転席、助手席の座り心地以上のシートに仕上がっているケースがほとんどですしかし、ハンドルを握っていない乗員は、唯一、シートで自身をホールドさせることになります。ましては進行方向が確認しずらい(最前列と比べ)セカンドシートは、すべてをシートに預けることになります。そして、先にお話ししたように他車のミニバン走行性能より優れているオデッセイですから、よりいっそうシートが重要となるのです。ですから今回のセカンドシートの大幅な変更は、乗員が心地よい時間を過ごすことが出来ると確信しています。
いかがだったでしょうか?あまり変化のないモデルチェンジと感じる方もいらっしゃることと思いますが。長年オデッセイの進化に触れてきた私にとっては、「戻ってきてくれてよかった~」と思うわけです。
もうしばらくすると情報も細かく出るでしょう。またその時にお話ししたいと思います。
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