GARAGE

皆様お待たせいたしました。ジャパンモビリティーショーが開幕いたしました。今回も一足先にお邪魔してまいりましたのでお伝えしたいと思います。

「モーター」から「モビリティ」に

いままでは「車」の祭典でしたが、今回は「乗り物」の祭典といった方がよいのではないでしょうか。また、それは自動車業界がエンジンからEVに変化しているなかで、各社自動車メーカーの新たなチャレンジが一挙にみれるとても良い機会だと思いました。Hondaはといいますと・・・。電動化に対応する意気込みを感じます。それは、「ガスタービンハイブリッド」「e:FUELCELL」など新たなパワーユニットから始まり、蓄電技術「モバイルパックE」、そして、われわれの生活シチュエーションにあわせた様々な乗り物を展開しており、未来に向けたホンダを知ることが出来ました。

時代は繰り返される

写真は「モトコンポ」と「プレリュード」です。懐かしい響きだと感じる方も多いことと思います。年齢でいうと40代以上の方でしょうか。1980年～1990年代話題になったHondaの製品ですね。初代シティのカーゴルームに載せることが出来る小型の原付バイクでした。時代は巡り、現在では電動化され、大きさ、重さ、そして、通信、など最新の技術に生まれ変わり、携帯型の電動モビリティーとなって生まれ変わっていました。いつの時代も「便利」で「かっこいい」は人の心をワクワクさせるものですね。

HondaJET

「HondaJET」世界一売れている小型ジェットということは聞いたことがあるでしょう。しかし、実機を見ることはないのではないかと思います。今回近くでじっくり見て触ってきましたが、何と言っても機体デザインの美しさと機内の広さでしょう。今回わかったことは、車という小さな空間を広く作る技術は航空機には必要不可欠な技術だということ。機内を見てみれば、どことなくレジェンドやNSXなどをイメージさせる素敵なシートが装着されていました。

今までエンジン屋といわれていたHondaですが、エンジン屋は終わりなのではなく、そのエンジンづくりで培った技術や、車で鍛え上げられたモノづくりの拘りを、新しい技術や乗り物に形を変え、こだわりとオリジナリティーを継承していることを感じました。これからもHondaから目が離せませんね。