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2023.11.10
暑い暑い夏が過ぎ、あっという間に冬が近づいてまいりました。そこで、私たちカナキタが、冬のお支度代表のスタッドレスタイヤをご説明いたします。
スタッドレスタイヤの名前はよく聞くけど、意外と知られていない性能。そもそも、スタッドレスタイヤは日本ならではのタイヤって知っていますか?日本には四季があること、そして、ほどほどに寒く、ほどほどに暖かい、そんな気候だからこそ必要なアイテムなんです。どういうことかといいますと、大雪、大寒波、がやってくることがあります。しかし、数日経つとあっという間に気温は上がり、氷や雪は溶け出します。そして、安心しきったのもつかの間夕方から気温が下がり、溶けた水がまたまた氷るのです。このような降ったり溶けたり凍ったりを繰り返す気候で、この氷の上に水分があることが滑る原因であり、スタッドレスタイヤが必要な理由なんです。TVなどで見る北欧や北米などは極端に気温が低いため、溶けることは少ないため、スタッドレスタイヤは必要ないともいわれています。
スタッドレスの効果はどんなものかといいますと、凍った路面から溶け出した水分を除去させながら氷にタイヤをグリップさせるのです。ですから、タイヤのゴムはサマータイヤと比較してもかなり柔らかいゴム素材でできており、また、溝も深く、路面にグリップする面積が大きくなるように設計されています。更に、タイヤの素材は柔らかいだけでなく、ゴムの中に各社が研究採用した気泡がたくさん入っているのです。気泡です。この気泡は何の役に立つかというと、気泡が氷表面の水分を吸水したり、除水したり、とにかく氷から水分をなくし、直接タイヤが氷に接するようにするのです。
いかがでしょうか?見た目でいいますとサマータイヤとあまり変わりがないようにみえますが、このように日本の気候に合わせ、各社がしのぎを削って開発しているスタッドレスですから、万が一、大雪、大寒波、が来ても慌てることなく、日常の生活がおくれるのです。この機会に万が一に備えてみませんか。