ドライブレコーダーで自分と家族、ご友人を守る
2020.2.7
最近、話題になっているドライブレコーダー(以下ドラレコ)。
皆さんはもう、つけていらっしゃいますか?
「自分は危険な運転はしないから、事故があっても揉めるようなことにはならない。必要性を感じない。」
「ドラレコって、社内の会話や音も記録されるんだよね。なんだか気になるな。」
「今乗ってる古い車ではなく、新車に乗り換えるとき、考えよう。」
つけない理由は様々かと思います。
実際にドラレコをつけると以下の機能が、皆さんの安心なカーライフをサポートします。
まずは当然ながら映像記録の機能。
例えば、交差点での事故の際は、信号の色など争点になりがちな事実確認が明確に記録されます。
良くも悪くも、示談の早期解決に効果を発揮します。
保険会社が自動車保険を通じて展開しているドラレコでは、さらに充実した機能がついてきます。
(例えば、弊社が扱っている東京海上日動では)
事故の衝撃を検知すると、自動で映像が保険会社に送信されます。
映像の受け渡しの手間が省けて便利ですし、データ消失といったリスクも防げるので安心ですね。
もう一つ大きな機能として「自動発報」の機能があります。
「自動発報」とは、強い衝撃を検知すると事故受付センターに自動的に連絡がつながり、ドラレコを通じて通話が可能となり、救急車の手配や事故報告ができることです。
仮に意識を失うような重大事故が発生した場合には、GPSから現場を特定し、事故受付センターの人間が救急車の手配を行います。
大量出血の場合は、受傷後1~2時間以内に亡くなるものと言われています。
受傷から病院の手術室まで搬送し、手術を開始するまでの時間が1時間以内の場合は、死亡率が下がるというデータがあり、これを「黄金の1時間」と言います。
受傷から救急車が現場に到着し現場を出発するまでの時間は、10分以内が目標とされています。これを「プラチナの10分」と言います。
重傷を負ったドライバーの命を救うためには、「受傷からの10分間」が大変重要です。
こうした機能が、まさしく「自分と家族、ご友人の命をお守りする」ことができる機能と言えます。
是非、このコラムを機にドラレコの搭載を御検討いただけたら幸いです。
死亡事故のうち20%は、構築物との接触や、がけから転落など単独事故が占めているのもポイントです。