~季節を味わう~ 冬の絶品食材を求めて
2019.12.19
秋から冬に向けてワクワクすることがある。
それは・・・カワハギ。
そう!肝が大きくなった「肝パンのカワハギ」を食べることです。
今回は、「食を楽しむ」ために「釣りに行く」ことにしました。
年中釣ることができるカワハギですが、この季節のカワハギ釣りは、釣ってよし♪食べてよし♪の人気の釣りである。
ポイントは港の目の前「すぐそこ」。
カワハギは岩の周りや定置網のワイヤー周りに集まるため、遠くまで船を出さなくてもよいのである。
針を2本~3本、餌は生アサリ。カワハギは口が小さく、餌を食べる・・というよりは、餌をついばみながら吸い込む。そのため吸い込みタイミングで合わせることが求められ、
その結果、上手、下手、が釣果に現れる。だから、ゲーム性も強く「釣ってよし♪」となり楽しめる。
早速、仕掛けを下す。するとすぐに当りがありかけることができた。
カワハギはかかった瞬間から、グイグイ引き、途中強烈に引く。細い糸が切られないように慎重にリールを巻いていく。これも気持ちの良い駆け引きになる。
釣りあがってきたカワハギは手のひらよりも大きい「肝パンのカワハギ」
魚を見ただけでもおいしさがわかるほど。
その後も好調に釣り上げ、少しだけ釣れれば・・・と思っていたがなんと船内40枚。
その他、ホウボウ、アカハタ、メイチダイなど、白身のお刺身にするのは絶好の魚種をGET。
宿に戻り、さっそく調理開始。
カワハギの薄造りと肝の刺身、オリーブオイルとバルサミコでカルパッチョ。
そして、ホウボウ、アカハタの白身刺身で味比べ。
もちろん合わせるお酒は白ワイン。
刺身で季節を感じられる・・・何とも贅沢極まりない食卓となりました。
寒さ対策して、釣りで体熱くなり、料理で心も温かくなる、冬の海、皆さんも出かけてみませんか?